会場で

会場でのポイント
・チームメイトは最大の資源
 ワークショップに参加しているみなさんは、同じような状況に直面しながら、同じ医療職やそれに関わる立場として、さまざまな経験や知識を持っていらっしゃるでしょう。同じシナリオや課題に取り組む中で、楽しみながら自分の考えを語り、チームメイトの考えに耳を傾けて下さい。チームメイトはワークショップの中での最大の資源として敬意を払いつつ活用しましょう。自分自身もチームメイトにとってはチームメイトです。活用されることを光栄に思いましょう。

・質問は最大の貢献
 ワークショップに参加したら、まず質問を考えましょう。どんな質問でもよいので聞いてみましょう。質問がグループワークへの最大の貢献です。
ワークショップの中では、実際に自分が直面している状況や、提示された課題・問題を前提にして考えることを最重要視しています。参加者全員の経験、必要性、状況をふまえたディスカッションを行うことが、成果あるワークショップにする必要条件です。ワークショップの中では現場でのプレッシャーから解放され、リスクのない自由な雰囲気の中で考えて教え合い学び合うことが重要になります。この雰囲気を獲得するためにも、わからないことはどんどん聞きましょう。また、自分の知っていること考えたこと思っていることは、どんどん発言して共有しましょう。わからないことは、「わからない」といっても良いのです。それを口に出すことも、自由な雰囲気を作る効果があります。

・チュータは交通整理役
 ワークショップ、小グループ学習のときにチュータは何をしてくれるでしょうか。まず、チームメイト同士で作業が進めやすくなるようにうち解けるための工夫をしてくれるかもしれません。自己紹介し合ったり、答えやすい簡単な質問を考えたりすることが提案するかもしれません。また、いきなりグループ全体で作業するのではなくて、一人やペアで作業をはじめることが提案するかもしれません。わかりやすく、気が利いていて、おもしろい話を始めるかもしれません。いずれも、グループ全体での作業のウォーミングアップとしての作業です。アイスプレーク(氷のような緊張感を溶かすこと)とも呼ばれます。
グループワークの最中は、あなたのグループの作業の進行状況を見守ってくれるでしょう。その途中で、わかりにくい部分や迷ったところに対してアドバイスをくれるかもしれません。グループの作業が進みにくくなったり、あちこち話題が飛んで作業の焦点が絞られなくなったときに、休憩を提案したりすることもあるでしょう。いつの間にか迫る終了時間を気づかせてくれたり、やり残しているポイントを教えてくれたりするかもしれません。
これらのことは、あくまでもグループワークが順調に進むように手助けをしているのです。チュータはグループワークの交通整理役なのです。最大の目的は、グループとしての成果を豊かなものにすることです。グループ全体の目的・目標を念頭に置いて、チームメイトの一員になったり、アイデアマンになったり、知恵袋になったり、アラーム時計になったり、さまざまな役割を果たしてくれるはずです。

さて、ワークショップが終わるとき、何が重要になるのでしょうか