ファシリテータ秘訣集

ファシリテータ・チュータへようこそ!

ワークショップに参加して、「よし! ファシリテータに取り組もう、私がグループワークで得たあの「学び」を多くの人に経験してもらおう!」とおもったら、ぜひこのセクションを読んでいただいて、ワークショップのファシリテータ・チュータに進んでください。大歓迎です。

CASPのようにワークショップでは、小グループでの作業が取り入れられます。その小グループの作業を参加者にとって価値あるものにするように手伝うのが「チュータ」とか「ファシリテータ」と呼ばれる人たちです。
CASPワークショップでは、原則として各グループに1-2人のファシリテータが付き、参加者の作業を見守りお手伝いをしポイントを整理したりします。
このようなファシリテータが、実はもっとも有利な「学習者」なのです。
「Teaching is learning twice(教えることは、二度学ぶことに等しい)」という言葉に示されるように、学習者を見守り支援する中での学びはより深く確実なものになります。
もし、CASPなどのワークショップに参加者として興味を持っていただけたなら、ぜひ「ファシリテータ」として参加者を支援する側に回ってみましょう。きっと、自分の学びは深くなり、自分の現場への応用もより自信を持ったものになります。

ファシリテータになる場合、2つのことを身につけておくとずっと心地よく役割をこなすことができます。
1)ファシリテータに必要な姿勢・気持ち・態度
2)ファシリテータに必要な知識・情報
ここで強調しておきたいのは、1)を優先すべきだと言うことです。2)の知識や情報はファシリテータとして参加者の作業を見守り手助けする中で自ずと身につけることができます。しかも、通常のCASPワークショップでは、他にもたくさんのファシリテータや運営に携わる人が加わっています。その人たちの中には、自分が不得手な部分を補ってくれる人が必ずいます。さらに、「参加者」の中に、知識や技術を十分持っていてどんどんそれを出してくれる人がいることもまれではありません。そのような方々と協力しながら、グループとして作業を進めることが、まさにグループワークの醍醐味です。
すべての状況に対応可能な完璧な知識を身につけることは不可能です。むしろ、すべての状況に対して対応可能な姿勢・気持ち・態度の方が、グループワークを活性化させ参加者の中の知識を活発に活用できることにつながり、大きく見えた障害を乗り越えるための支援となります。
ここでは、このファシリテータに必要な姿勢・気持ち・態度に焦点を当てた解説を行います。